ケンティという透明マントを身に纏い続ける中島健人
2016*1*24
この記事を書こうと思い立ったのは先日届いたSexy ZoneのSummer Paradise ソロコンサートを見て中島健人くんのパフォーマンスに度肝を抜かれたからである
はじめに私はどの視点からもの申しているか宣言しておくと2015年12月13日にSexy Zoneのファンと明言し出したド新規の目線である。
DVDを最後まで見終わった時、わずか1時間ほどのあいだでキラキラアイドル「ケンティ」としてあまりにも多くの顔を見せ、"彼氏"として完璧に振る舞ってくれた彼のパフォーマンスに私は感心したし、幸福感につつまれた。しかしその一方で背筋が冷えるような恐怖感も抱いたのである。
"中島健人"はどこにいるのか?
Love Ken TVは"中島健人"とファンのおいかけっこだった。
「ケンティ」のマジックはしょっぱな、真っ赤な薔薇を携えて出てくる登場シーンでもう始まっている。ラメの入った黒いジャケットに真剣な表情、何か重大な事が始まるという空気感。。そして次の曲の1発目彼は何千というファンに向かって立ち宣言する「ケンティです!!」と。
ど新規は1曲目を、息を詰めて見守っていたのだ。『ほぅほぅこれが中島健人くんか…大人っぽいな〜!スタイルいいな格好いいな』それが2曲目「ケンティです」の一言と笑顔に大どんでん返し。もう分からなくなっていた。いったいどちらが素の中島健人なのか?
EROでは中島健人を捕まえられた気がした。健人くんの息遣いまで聴こえてきそうな熱いダンス、画面いっぱいにうつる健人くんの綺麗なお顔!
明るい曲調のとき明るい声を出すだけ、ふっと微笑むだけ、それだけで彼は「ケンティ」になる。彼のふにゃっと音がしそうな柔らかな笑顔は一瞬前の真剣な目をふっと消してみせる。
Love風、らいおんハートの流れは綺麗だった。夢中にさせられた。
なんといっても。
終盤に一人ステージの上でスポットライトをあびてファンに向かう場面が象徴的だ。
彼は堂々と立ち、何か結末が決められた物語の主人公のような、ビジュアルとオーラを放っていた。そして「ずっとアイドルとして頑張る」とファンに語りかけたのである。
アイドルなら誰もが言うようなセリフだ。だが…どうも今までのアイドルとは違うぞ!?「ずっとアイドルとして頑張る」という眼差しも声も彼はあまりにも真剣なのだ。後ろから拳銃でも突きつけられているかのような深刻さなのだ。この時確かに私は中島健人がそこにいるのを感じた。
しかし次の瞬間、汗をダラダラ流しながら花束を肩にかけ去っていく姿はケンティなのだ。
……わからーん!!中島健人が分からないよ!!(ジタバタ)
他にもライブの為に新曲を用意してくるマメさ…(もはや仕事上のシナリオさえも感動する笑)
中島健人はどこにいるのか
「どちらも中島健人ではないしどちらも中島健人」というのが結局今現在ではbetterな答えのように思う。おそらくまだ健人くん自身も、中島健人を見つけていないんじゃないかな。
一生捕まってなんかあげないよ(o'ω'o)笑
end.。.:*・゜